当事務所は、事業再生サービスで専門性が高いことが特徴です。
と、いうのも、何を隠そう私はこの10年近く、ひたむきに中小企業の事業再生プロジェクトをやり倒し続けていまして、無事に業績が再生した会社が会計事務所としての定型業務の大部分を発注して下さっていて、事務所が健全に経営できています。そういった意味で、公認会計士(税理士)にとっては事業再生というのは、とーってもやりがいがあるサービスなんですね。
事業再生の案件相談は、各都道府県にある商工会議所(中小企業再生支援協議会という専門機関がある)や金融機関からの紹介を受けることが多いのですが、最近多いのは事業承継がらみの相談です。
その場合、事業を引き継がれるつもりのご子息、後継者の方からの相談が中心になります。
いま、中小企業のオーナー社長は高齢化していて明日をも知れない企業も多いでしょう。
「当社の利益に比べて借入金が多すぎてとても返していけない」
「これほど借金が多い状態では、とても息子に会社を継がせることができない。ましてや、外部の方には見向きもされないだろう」
「採算が年々悪化していて社員も高齢化してしまっている」
こういった切実な問題を抱えている方に対して、処方箋を考えるのが事業再生の相談です。
オーナー社長は、長年連れ添って相談相手になる顧問税理士に相談していることも多いかもしれませんが、税理士も年配になってしまっていて衰えていることがあります。
後継者の方は、そんな時、セカンドオピニオンを聞きたいでしょうから、私はもちろん顧問の先生とは違う視点からのご相談に乗ります。
・金融機関を集めて債務整理や無理のない返済計画のための意見調整(バンクミーティング)を行う。
・公的機関(再生支援協議会)を用いた再生スキームに持ち込み補助金を得ながらリストラクチャリングを行う。
・地道に黒字体質に向けた経営改善の計画を策定して実行支援のサービスを受ける。
もちろん、私も神様ではないので、会社をたたむことをサポートすることだってあります。ただし、安易に廃業の選択肢はせずに、あらゆる手段を考えたうえでのことです。
会社は、どのような経営状態であっても良いところはありますから、ご相談ください。
事業再生のケースでは、ご紹介であってもネット申込であっても、相談料を1回1万円いただいています。
多くの業者のように安易に「初回相談は無料」としないのは、それだけ自信があるからです。